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認知症

「認知症」って、病名だと思っていませんか?
実は「認知症」というのは、病気の名前ではなく「昨日食べたものを思い出せない」とか「時間や場所がわからない」など、脳の病気によって思考力や記憶力、判断力などが低下し、普段の生活に支障をきたすほどの症状のことで、多少この症状が現れたとしても生活に支障をきたしていなければ、認知症だと判断されることはありません。



認知症にはいくつかの種類があるのですが、最も多いのが「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」で、この2つの症状でなんと全体の約8割を占めています。


一般的にはアルツハイマーのほうが認知されているとは思うのですが、このアルツハイマーは、脳にたんぱく質が蓄積し、やがて神経細胞が破壊され脳が委縮していくのですが、この委縮は海馬からはじまるため、初期の段階においては、近々の記憶から失われていきます。


脳血管性認知症の場合は、脳の血管が詰まったり、破れたりすることで神経細胞の働きが低下し、物忘れや計算することができなくなったりと、判断力の低下は見られない「まだら認知」が特徴となっています。


これらはなかなか判断が難しいですよね。


昨日食べたものを思い出せなかったり、人の名前を度忘れしてしまったりなんて、誰にでもあるでしょうし、おそらくは誰しもが少なからず、これらの症状が出たりすることはあるような気がしますね。


生活に支障をきたし始めたら、認知症だということなのですが、これも実際のところ、判断は難しいのでしょうね。