男子テニスのATPワールドツアー・ファイナルズの決勝、もはやアンディ・マレーは驚異的だとしか言いようがありませんね。

これまでもビッグ4の一角として数えられていましたが、なかなかグランドスラムを勝つことができず、ジョコビッチ、ナダル、フェデラーと比べ1枚落ちとして見られていましたが、今年の後半からの勢いは、まさに王者といってもいいぐらいの風格でした。

そもそもこの決勝の前日、前々日には、3時間超えの試合を2試合もこなしているんですよ！！！

しかも、まだまだ完調ではないとはいえ、前日、前々日の試合をストレートの圧勝で勝ち上がってきたジョコビッチに対して、6-3、6-4のストレートですから、もはや超人的な体力と精神力を称えるしかありません！！

この勝利によって、年間1位の座を守りきり、史上17人目の年間王者となりました。

しかし、今季はマレーにとっては素晴らしいシーズンとなりましたね。
初のランキング1位でシーズンを終えたのもそうですが、ウインブルドンも制しており、さらにはオリンピックでの金メダルもあります。

しかも、全米オープン準々決勝で錦織選手に負けてからというもの、このファイナルズ決勝まで無敗ですし、ファイナルズを合わせて5大会連続優勝を果たしているのです。

これで、暫くテニスのシーズンは終わりますが、来年はフェデラー、ナダルともに帰ってくるでしょうし、王者マレーがどのように戦っていうのか、楽しみです。