任意売却相談Blog

世の中の気になるニュースやSPORTのことなどについて綴ります。

みずほのシステム移行

みずほフィナンシャルグループでの新たな銀行システムへの移行が、今週末の3連休を含む6~9日にヤマ場を迎えます。


この作業については、今年6月から1年がかりで、毎月のようにみずほ銀行の全てのATMを一時停止する大規模なものとなっていて、これまで何度もシステム障害を起こした「鬼門」だけに、みずほFGでは緊迫が高まっているようですよ。


新システムへのデータ移行作業が進められているのは、銀行業務の基幹となる「勘定系システム」で6月から来年度上期まで9回に分け、週末にみずほ銀の全ATMを止めて作業されることになります。


これまでに取引先の大企業のデータ移行を済ませ、今回4回目となり、作業内容は数が桁違いに多い中小企業や個人のデータ移行を本格化させるのだとか。


これまでも中小企業などのデータ移行は前回9月の作業から始まっていたのですが、今回は対象店舗数が一気に増え、どうやら「今回が一連の作業の本丸となっているようで、気を引き締めてやるということのようです。


移行作業がある時期は、みずほ銀行全てのATMが使えなくなるほか、コンビニATMなどでの引き出しなどもできなくなるうえ、ネットバンキングも使えなくなるので、様々な入出金は早めに対応しておきたいですね。

世界都市ランキング3位

森記念財団都市戦略研究所の発表した2017年版「世界の都市総合ランキング」では、昨年初めて3位に浮上した東京が「交通・アクセス」や「文化・交流」の分野でスコアを伸ばし、昨年2位のニューヨークとの差を縮めたのだそうです。


このランキングは「経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセス」の6分野から都市の総合力を評価するのだそうで、合計70指標を使って算出するのだとか。


トップ10は、以下の通りとなっています(カッコ内は昨年の順位)。

  1. ロンドン(1位)
  2. ニューヨーク(2位)
  3. 東京(3位)
  4. パリ(4位)
  5. シンガポール(5位)
  6. ソウル(6位)
  7. アムステルダム(8位)
  8. ベルリン(9位)
  9. 香港(7位)
  10. シドニー(14位)

まぁ、見れば見るほど、そうそうたる都市ばかりなのですが、中国の北京や上海はランクインしないんだなと思っていたら、経済分野は成長しているのですが、どうやら環境面がかなり大きく足を引っ張っているようです。


まぁ、中国の環境汚染はかなり深刻な問題となっていますからね・・・。

FTAとは

なにかと最近 、FTAとは「Free Trade  Agreement」の略で、日本語で自由貿易協定(じゆうぼうえききょうてい)と言って、大きな目的は「関税の撤廃」と「サービスへの外資規制撤廃」であり、このFTAをさらに広範囲に広げたものを「EPA(経済連携協定)」といって、先の2つに加えて「投資規制の撤廃」「投資ルールの整備」「知的財産制度と競争政策の調和」「人的交流の拡大、各分野での協力」などが含まれます。


とはいえ、世界的には、FTAの目的が広がりを見せてきていて、この2つの区別はほとんどなくなってきており、「FTA=EPA」というような考えになってきています。


おおむねこのFTAの目的は、2つ以上の国が国や地域の経済を活性化させるため、なるべく統一化することによって経済的効果を追求していこうとしており、「国境」が生み出す様々な制約を取り除くことにより、経済活動が活発になることに期待があります。


ちなみに世界中には、このFTAの延長といってもいい経済ブロックがあり、代表的なものは以下となっています。

  • EU(欧州連合)
  • ASEAN(東南アジア諸国連合)
  • NAFTA(北米自由貿易協定)
  • COMESA(東・南部アフリカ市場共同体)

つまり、FTAとは、それぞれの国の自治を保ちつつ、経済においては国境を取り払い、人・モノ・金を自由に行き来させることによって、経済活動を活発化させようという取り決めなのです。


とはいえ、いいことばかりではなく、メリットの反面デメリットもあります。


一番の懸念点は、FTAによって経済規模が大きくなったことで、これまで国内だけでの自由競争であった産業が国レベルでの競争となり、強いものがさらに強くなるという経済の原則が拡大されます。


日本を例にすると、これまで日本は、他国に高い関税をかけることによって、日本の農業を守ってきました。


しかしながら、FTAによって安い農産物が入ってくることになれば、たちまちのうちに日本の農業は壊滅的ダメージを受けてしまうでしょう。


また、日本にとっての大きなデメリットとしては、人の流入ということも考えられます。